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【連載コラム】松本弘樹「マネーゲームの罠」第2回

※当コラムは2008年~2009年にかけて『東京アウトローズ』に掲載されたものの再掲載となります


【連載コラム】金融経済評論家 松本弘樹「マネーゲームの罠」

【第回】
弱者のファイナンススキームを悪用した輩(やから)たち

私は証券会社を退職した後、大手幹事証券が面倒を見なくなった上場企業を相手に、企業の存続をかけてコンサルティングをおこなうようになった(今は 金融商品取引法の施行でこの業務はできない)。

当時は、正直、西田氏が中途半端にかかわった上場企業へのアドバイスが主であったが、目が肥えてくるうちに自分の力で企業を再生させようという無謀な野望が芽生えてきた。

それは西田氏の存在というよりも、私自身が3年間世話になって、その間に全くの【イ●チキ会社】から【ネットの旗手】にまで生まれ変わったソフトバンクに対する憧れがあったと思う。

ソフトバンクの株価は29倍近くに跳ね上がったが、働いている社員はみな幸福になれる理想郷を求めていたのかもしれない。


私が『共生者』の中で述べたように、当時はまだポピュラーでなかった新株予約権と投資組合のスキームは、経営難に陥っていたキムラタンという会社で初めて採用した手法で、画期的なもので あった。

いわゆる新興企業で「打ち出の小槌」といわれたストックオプションを投資家に付与し、銀行からの無責任な貸し剥がしにおびえる発行体の信用保全をおこない、片方で気まぐれな投機的資金には余裕を与えて確実に投資を促す。

これでキムラタンは倒産をまぬがれ、現在も会社は存続し社員の生活は守られている。

もちろん、このスキームは企業が延命するだけの一時しのぎの対策ではない。時間とチャンスを与えたのだから、経営者は過去の失敗を恥じて、一から再生にとりかかるのが筋である。

そして、私はビジネスの現場から一線を画し、外から支援することに徹していた。それがプロとしての金融マンの姿勢であり、後に出てくる輩とは違うということを読者は記憶にとどめておいていただきたい。

西田氏を仕手筋と揶揄する声は否めないにしても、彼の功罪は相半ばしており、必ずしも全面的に否定できるものではないと私は考えている。


今後、2回 に分けて説明するのは、私が入院し証券界から離れていた頃、いろいろな人たちによって私のスキームが姿形を変えて悪用され始めた実態についてである。

次回の第3回目は『仕手の現場の仕掛人』の中でも語った「ディストリビューションのからくり」を、そして第4回目では「さらに罪の重いMSCB」について具体的事例をあげて説明していきたいと思う。





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2013-02-11 : 連載コラム【マネーゲームの罠】 :
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筆者プロフィール

松本弘樹

Author:松本弘樹
1964年生まれ。
実業家、コンサルタント、証券アナリスト、金融経済評論家、作家。 日本証券アナリスト検定会員。

早大卒業後、日本勧業角丸証券、ドイツ証券などでファンドマネージャー、法人営業を担当。その後、ソフトバンクを経て、上場企業の資本政策に関わるコンサルティング等、数々の案件に絡む。

著書に『仕手の現場の仕掛人 真実の告白』(ダイヤモンド社)、『共生者 株式市場の黒幕とヤクザマネー』(宝島社)など。仕手筋・西田晴夫、ソフトバンク孫正義、SBI北尾吉孝、白杉恵子など、相場を動かした大物が実名で登場し、大きな反響を呼んだ。

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